好奇心の強いあるぱか

雑記。料理/グルメ/在宅ワーク等の記録です。飽き性なので、とにかく色々やってみたい。

辛い時に読みたい。元気が出る仏教本!

こんにちは!ぱかちゃんです。

 

今日は、オススメの仏教の本を紹介します。

「仏教をこれから学んでみたい!」

という方だけでなく、

「辛いことがあって、悩んでいる…」

という方にもオススメできます。

 

その本がこちらです。

お笑い芸人・笑い飯哲夫さん著『ブッダも笑う仏教の話』

 

本の帯にもある通り、

この本を読んで仏教の教えを知ると、生きるのが少し楽になります

 

というか、仏教の教えが分からなくても、単純に哲夫さんの説明が面白くて笑えるので気持ちが楽になります。(笑)

 

☆本書の魅力

 

魅力1・とても読みやすい

すごく軽い語り口なので

本を読んでいる、というより

哲夫さんのお喋りを聞いているかのような感覚になります。

 

哲夫さんならではの、面白い喩えが豊富で、思わずクスっと笑えます。

 

本が苦手な人もきっと、さら~っと読めてしまうと思いますよ!

 

魅力2・仏教全体の知識が得られる

内容は結構本格的

全部で五章に分かれていて、

大まかに内容を要約すると、

 

第一章・ブッダの生涯など

第二章・仏教の教えの内容について

第三章・日本の仏教の各宗派などについて

第四章・仏像とお寺の話

第五章・現代でも日常に溢れている仏教

 

このような感じで、どちらかというと広く、浅く。

お釈迦さんの生涯から、日本の仏教についてまで、おおまかに、仏教の全体像が分かる内容構成になっています!

 

特に、第四章の仏像とお寺の話は、知っていると絶対、寺社仏閣巡りが楽しくなりますよ

お寺や、仏像の見方が変わります。

 

魅力3・豆知識満載

随所で、他の人に思わず「これ知ってる~!?」って語りたくなるような仏教雑学も満載

 

例えば、コーヒーフレッシュの「スジャータ」ってあるじゃないですか。

スジャータは、苦行で意識朦朧・ガリガリになったお釈迦さんに乳粥をふるまった女の人の名前だったり、

お寿司の「シャリ」も、お釈迦さんの遺骨を表す仏舎利(ぶっしゃり)のシャリからきていたり。

 

思わず「へぇ~」となりましたね。

これだけでなく、もっと沢山の雑学が、本書では紹介されていますよ!

 

哲夫さんは面白いだけでなく、仏教についての知識もかなり深いことが分かります。

 

魅力4・元気が出る

仏教の教えを知って、私は心が楽になりましたね。

すごく簡単に、本書を参考に仏教の教えのエッセンスをまとめます。

間違っていたら、ご指摘くださいm(__)m

 

お釈迦さんは、苦の超克を目指して、苦しい修行に励んだ後、徹底的な瞑想をして悟りに至りました。

 

お釈迦さんも、「生きることは苦しい」って思ってはったんですね。

死ぬのも、老いるのも、病気になるのも苦しい。

でもなぜそんなに苦しいかって、全ての原因はこの世に生まれてきたからですよね。

これが仏教の「四苦」である、「生老病死」ですね。

で、それを徹底的に乗り越えようとした。

 

ということは、仏教は、苦しい世の中を生きていく上での考え方というのを教えてくれている気がします

 

そんな仏教の超基本の教えが「諸行無常」と「諸法無我」です。

 

「諸行無常」・・・あらゆるものは、移ろいゆく

「諸法無我」・・・すべてのものは、実体が無い

 

考えたら当たり前なのですが、全てのものに永遠なんてありません。

こう考えると寂しい気もしますが、逆に考えれば、あらゆるものに永遠なんて無いし、実体も無いのだから、

一つ一つのこととか、自分のこだわりとかに、そんなに執着する必要もないんですよね

自分にこだわりすぎるから、煩悩が生まれて、苦しいんです。

 

自分の身をふりかえると、苦しさを感じている時って、確かに自分が欲望にまみれているような時ですね。

その欲望から解放されると、気持ちがスッと楽になることって実感としてあると思います。

諦める、とはまた違うかもしれませんが。

この世を、移り変わっていくものとして理解して、執着しない。

それが、生きていく上での一つのヒントを教えてくれているような気がしますね。

 

哲夫さんは、このような仏教の世界観を「カレー」に喩えて説明していますよ。

「なるほど!」と唸ってしまうくらいの説明は、ぜひ本を手に取って読んでみてくださいね♪

 

余談

余談ですが、

そんな仏教を愛する哲夫さんの誕生日が、クリスマスというエピソードが大好きです。(笑)

よかったら、みなさんも一度手に取ってみてくださいね~!